青葉山丸

今日は祝日。

お盆休みがスタートという方も多いのでしょうね。

 

私は金曜日まで仕事。

もちろん今日も仕事です…。

 

でも、あと2日で休み♪と考えると気分的にも少しは楽になります。

さあ今日も頑張ってくるか!

 

それでは今日の記事のもくじです。

 

今日は何の日??

8月11日は「山の日」です!

 

山の日

2016年から始まっているようです。

 

私は生まれも育ちも山の近く。

小さい頃から山に登ったり川で遊んだりしてきたので、山がない街中で生活するのは苦手です。

 

今日はこの船

今日は「山の日」ということで、船名に山の名前が入る船を。

 

MOL(商船三井)の鉱石運搬船 青葉山丸 です。

 

青葉山の読み方は「あおばさん」「あおばやま」。

京都と福井の境にこの山があるようです。

 

ちなみに、この船の読み方は「あおばさん」。

船名の下にローマ字表記がありますが、これが「AWOBASAN MARU」。

「W」が入っているのがおもしろいですね!

 

この船は鉄鉱石専用の船。

 

鉄鉱石専用船は船の中でもかなり大きい方になります。

 

写真は、日本製鉄の名古屋製鉄所で荷役中のところ。

真ん中の設備が荷揚げをします。

 

だいたい1時間で3,000tくらいの鉄鉱石を揚げることができます。

ものすごく効率が良くていいじゃん!って思うかもしれませんが、なんせ船が大きい。

 

この船は20万トンの鉄鉱石を積んできます。

1か所ですべてを揚げるのではなく、日本のいくつかの港で少しずつ揚げていって最後には空になるようになっています。

 

仮に5つの港で揚げても1か所で4万トン。

かなりの時間がかかることが分かるかと思います。

 

そんな鉄鉱石は鉄の原料になるので、車のボディになったり航空機の機体になったりします。

 

ところで「青葉山丸」という名前は商船三井では由緒ある名前です。

 

第二次大戦中に青葉山丸という貨物船が存在しており、物資や兵士を輸送するために陸軍にされていました。

1944年にアメリカ軍の攻撃を受けてフィリピン沖で沈没しています。

 

もうすぐ終戦の日

こういう船の名前からでも戦争を知ることができますが、残念ながら、民間の船が被害にあって犠牲になった方がいることはほとんど知られていません。

 

Vessel Information

 

"AWOBASAN MARU”

 

IMO:9489510

Flag:Japan

Callsign:7JQF

Loa:319.58m

Beam:54m

Gross Tonnage:119,788t

Dead Weight:226,371t

Builder:Namura Shipbuilding , Imari Shipyard & Works

Built:2013