淡墨桜

昼間は結構暖かくなってきて春めいてきましたね!

 

そんな春の楽しみと言えばやっぱり桜!

今年は暖冬だったこともあり、開花がいつもの年よりも早いですね。

 

みなさんはどこの桜を見に行くかもう決めていますか?

私は全く決めていません!

 

家の近くだったり、通勤通学の道の途中に桜の木があったり、どこか出かけて桜見物だったり、それぞれ楽しみ方は違うと思いますが、今日は私の地元・岐阜県の有名な桜を紹介したいと思います。

 

それは本巣市にある「淡墨桜」。

2017年に行った時のものを紹介します。

 

この年は満開が4月の中頃で、ちょうど休日と重なり、おまけに天気が良かったので見に行ってきました。

 

その淡墨桜がこちら。

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淡墨桜はつぼみの時は薄いピンク色、満開になると白色、散り際になると淡い墨色になるのでこう名付けられたと言われていますね。

 

私が行ったときは満開だったので綺麗な白色でした。

 

樹齢は1500年以上。

継体天皇が植えられたと言われています。

 

日本の三大桜の一つであり、大正11年に国の天然記念物に指定されています。

 

実はこの桜、枯れる寸前だったんです。

それを1950年ころだったと思いますが、岐阜市の歯科医の方が蘇らせて再生して開花させました。

 

さいころにこの話を聞いたことがあるので、結構地元の人たちには知られていますね。

 

その後も伊勢湾台風で被害を受けたりしましたが、多くの人の助けでいまもこうやって桜を楽しむことができます。

 

手前を見てもわかる通り、柵があるので桜の近くまで行くことはできません。

 

柵の中にはこんな石碑も。

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かなり古い桜なので、折れないように多くの木で支えられています。

幹の太さもよく分かりますね!

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上から見下ろすこともできます。

左にも立派な桜、その左は淡墨観音。

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結構山奥なので、冬は雪で覆われる地域。

4月中旬でも遠くの山(能郷白山)もまだ真っ白!

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県外からも多くの車が集まります。

 

ここにたどり着くまでの道は1,2本しかなかったはず。

南から北上する道は大渋滞になります。

 

私の実家はここから1時間くらいのところなので、混まない裏道を知っています。

しかしこの道は国道でありながら離合困難の場所もあるので慣れていない方にはおすすめはできません。

 

あとは樽見鉄道が通っているので、列車でのんびり行くというのもいいですね!

 

観光バスも多く来ているので、関東や関西からのツアーもあったはずです。

 

桜はすでに5分咲きとのこと。

満開まであと少し、今年は根尾まで足を運んでみてはいかがでしょうか??

 

泉州丸 & アル ビダ

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今日もなかなか見られない瞬間を。

 

2隻のモス型LNG船超ベテランの「泉州丸」(左)と貴重な5つ玉「アル ビダ」(右)です。

 

泉州丸は1984年に竣工したLNG船。

カクカクしたタンクに5つ玉は超レア!

36年経った現在も活躍しています。

 

アル ビダはカタールと日本を行き来しているLNG船。

こちらも5つ玉の貴重な船ですね。

 

2隻の5つ玉が一枚に納まったのは初めてのこと。

 

こういう瞬間が見られると嬉しいですね!

 

NYKの自動車船3隻並び!!

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昨日の記事にも書きましたが、自動車船が多く入港する名古屋港。

 

同じ船社の船が並ぶことは滅多にありません。

まれにこんな景色を見ることができます。

 

左から、ZEUS LEADER、SENTOSA LEADER、LEO LEADER。

 

同じ船社でも建造された造船所が違うので、こうやって見比べると、船首などところどころ違いがあることが分かります。

 

真ん中のSENTOSA LEADERは両隣よりも小さいことも分かりますね。

 

船はこうやって楽しむこともできます!

でもそんなことして楽しんでいるのは私くらいでしょうけど(笑)

 

自動車船が集まる名古屋港

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今日は名古屋港らしい風景を。

 

ここは名古屋港のとある岸壁。

自動車船が4隻並んで荷役を行っていました。

 

それぞれが約200mの自動車船。

 

名古屋港の周辺、愛知県、岐阜県三重県には自動車メーカーの工場があります。

 

海外向けの車は名古屋港から輸出されます。

これには新車、中古車が含まれますが、ほかにもバスやトラック、重機なんかも積まれることもあります。

 

行き先は、アジア、欧州、北中米、南米、オセアニア、アフリカ。

全世界ということになります。

 

この地域の産業をあらわしている、自動車船が並んで荷役を行う風景は名古屋港ではよく見られますし、こんな岸壁がいくつかあります。

 

SINOTRANS QINGDAO

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今日は日本と中国を結ぶフィーダー船を。

 

SINOTRANSのコンテナ船 SINOTRANS QINGDAO です。

 

SINOTRANSは中国の海運会社。

漢字では「中国外运股份有限公司」。

 

SINOTRANSのコンテナは青色。

SINOTRANSと中国外运の字が入っています。

 

この船をインターネットで検索すると多くの写真が出てきますが、私が撮ったこの写真のようにコンテナを5段積んだものはほとんど出てきません。

 

なので、結構貴重な時だったかも!

と、素直に喜びたいところですが、よく見るとバルバスバウが見えますね。

 

バルバスバウ(Bulbous Bow)は船首に丸く突き出たもの。

球状船首とも呼ばれます。

簡単に言うと、これは船が受ける波の抵抗を打ち消して波を小さくするものです。

波の抵抗が少なくなれば速度も上がりますし、加速するために燃料を多く使うことも少なくなります。

 

話を戻して、船は当然貨物を多く積めば沈みます。

この写真だと黒い船体から下は海水に沈むということになります。

 

でも、写真のようにたくさんコンテナを積んでいるのにバルバスバウが見えているということは、空のコンテナか貨物の重量が軽いかのどちらかということが分かります。

 

日本と中国を行き来していてこの積みっぷりなら申し分ない!と言いたいところですが、中身が入っているのか??と思ってしまうわけです。

 

IMO:9631632 船籍:香港

全長147.9m、全幅23.25m、総トン数9,944トン、13,474DWT。

コンテナ積載能力は1,106TEU。

Qingshan Shipyardの建造で、2013年竣工です。

 

PEGASUS PETA

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世の中は3連休の真ん中ですね。

私は昨日と今日は仕事なので休みは日曜のみです!

 

そんなやってられない日には昨日と同じく韓国船社のコンテナ船でいきましょう!(←意味が分からん)

 

こちらはDONG YOUNG SHIPPINGのコンテナ船 PEGASUS PETA です。

 

漢字では「東暎海運」。

ファンネルマークと自社のコンテナにはペガサスが入っているちょっとかっこいい船社さんです。

 

こういうサイズのコンテナ船は日本に多く来ています。

多分、そのほとんどがフィーダー船。

 

日本各地の港に寄港して貨物を集めて、韓国の主要港に寄港している大型船に積まれます。

フィーダーは支線という意味があり、こういう役割を果たしている船をフィーダー船といいます。

 

日本と中国の航路でもフィーダー船はありますし、アジアの主要港・香港やシンガポールの航路でもフィーダー船は存在します。

 

IMO:9707522 船籍:マーシャル諸島

全長146m、全幅22.7m、総トン数9,988トン、12,217DWT。

コンテナ積載能力は1,009TEU。

Hyundai Mipo Dockyardの建造で、2014年竣工です。

 

SUNNY LAUREL

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日産の車のような名前のコンテナ船。

韓国船社・KMTCのコンテナ船 SUNNY LAUREL です。

 

KMTCは「Korean Marine Transport Co.」の頭文字をとったもの。

漢字では「高麗海運」。

本社はソウルにあります。

 

日本と韓国を結ぶ航路が主だったと思います。

日本の多くの港に船を寄港させているので、わりと小さな港でもKMTCのコンテナ船や青いKMTCのコンテナを見ることができます。

 

コンテナ船というとものすごく大きな船をイメージしますが、小さなコンテナ船も存在します。

 

この船は全長が100mちょっとの内航船サイズ。

私がこれまでに撮影してきた外航コンテナ船の中では一番小さいコンテナ船です。

 

”SUNNY LAUREL”の名前は2018年に竣工した船が継いで多分2代目となり、この船は”PL YUI LAAM”と名前を変えています。

 

IMO:8921664 船籍:韓国

全長107m、全幅17.2m、総トン数4,025トン、5,956DWT。

コンテナ積載能力は330TEU。

DAE SUN Shipbuilding & Engineeringの建造で、1989年竣工です。