UEFA ヨーロッパリーグ ラウンド16 ファーストレグ

ヨーロッパリーグもラウンド16。

こちらは3月12日にファーストレグが行われました。

 

結果です。

開催日 クラブ名 スコア クラブ名
3/12 イスタンブール・バシャクシェヒル 1-0 コペンハーゲン
オリンピアコス 1-1 ウルヴァーハンプトン
レンジャーズ 1-3 レバークーゼン
ヴォルフスブルク 1-2 シャフタール・ドネツク
フランクフルト 0-3 バーゼル
LASK 0-5 マンチェスター・ユナイテッド
延期 インテル - ヘタフェ
延期 セビージャ - ローマ

 

インテル vs ヘタフェ、セビージャ vs ローマはコロナウイルスの影響で延期に。

 

オリンピアコス vs ウルヴァーハンプトンヴォルフスブルク vs シャフタール・ドネツク、フランクフルト vs バーゼル、LASK vs マンチェスター・ユナイテッドの4試合は無観客で試合が行われました。

 

では6試合を振り返っていきます。

 

イスタンブール・バシャクシェヒル 1-0 コペンハーゲン


どちらもチャンスは作りますが前半は0-0。後半はイスタンブールが多く攻めた印象ですね。そして後半43分のPKを確実に決めてついにイスタンブールが先制。試合はそのまま終了。

 

オリンピアコス 1-1 ウルヴァーハンプトン


前半に1人退場者を出して厳しい状況のオリンピアコス。その後は守備的な布陣に変更してホームで負けないような戦い方にかわりました。それでも先制したのはオリンピアコス。後半9分でした。後半22分にはウルヴァーハンプトンフリーキックから追いつきます。試合はそのまま終了。オリンピアコスは負けなかったので良かったのでしょうか??

 

レンジャーズ 1-3 レバークーゼン


前半37分、ペナルティエリア内でのハンドからPKとなりレバークーゼンが先制。後半22分には追加点。ホームのレンジャーズは30分に1点を返して追い上げます。しかしレバークーゼンが43分に試合を決定づける3点目を決めて追いつくことはできず。

 

ヴォルフスブルク 1-2 シャフタール・ドネツク

前半16分、アウェイのシャフタールが先制。前半にはVARからPK、追加点のチャンスとなるシーンがありましたが、これはヴォルフスブルクのGKがセーブ。ヴォルフスブルクにもPKのシーンがありましたが失敗。しかし後半3分にコーナーキックからの得点で追いつきます。後半28分にシャフタールがセットプレーから勝ち越し、これが決勝点になりました。

 

フランクフルト 0-3 バーゼル


アウェイのバーゼルが前半27分に先制。バーゼルは後半28分にも追加点。さらに40分に3点目。フランクフルトは厳しい状況でセカンドレグに向かいます。


LASK 0-5 マンチェスター・ユナイテッド


アウェイのマンチェスター・ユナイテッドが前半28分に先制。後半13分には追加点。37分には3点目、アディショナルタイムに4点目、さらに終了間際に5点目が入り圧勝。

 

ファーストレグの2試合とセカンドレグのすべての試合が延期となりました。

 

ヨーロッパリーグの決勝は5月27日にポーランドのグダンスクで行われる予定になっていますが、こちらもどうなることやら…。

 

UEFA チャンピオンズリーグ ラウンド16 セカンドレグ

チャンピオンズリーグ ラウンド16 セカンドレグの試合が行われました。

 

結果です。

開催日 クラブ名 スコア クラブ名
3/10 バレンシア 3-4 アタランタ
ライプツィヒ 3-0 トッテナム
3/11 パリ・サンジェルマン 2-0 ドルトムント
リヴァプール 2-3 アトレティコ・マドリード
延長
延期 マンチェスター・シティ - レアル・マドリード
延期 バイエルン・ミュンヘン - チェルシー
延期 ユヴェントス - リヨン
延期 バルセロナ - ナポリ

 

3月17日と18日にも開催される予定でしたが、もうご存知の通りコロナウイルスの影響で延期となりました。

 

それでは4試合を振り返っていきましょう。

 

バレンシア 3-4 アタランタ


コロナウイルスの影響で無観客試合に。
ファーストレグを4-1で3点差をつけたアタランタ。セカンドレグはバレンシアのホームですが、前半3分PKでアタランタが先制。キッカーはヨシップ・イリチッチ選手でした。前半21分にケヴィン・ガメイロ選手の得点でバレンシアの反撃が始まるかと思いきや、前半43分には再びPKでアタランタが得点。またもイリチッチ選手。勝ち抜けには5点が必要なバレンシアは後半攻めに攻め続けます。ガメイロ選手とフェラン・トーレス選手の得点で追い上げますが、イリチッチ選手がとどめのゴールでハットトリック。さらにその後もう1点追加してこの試合4点目と大爆発でした。

 

ライプツィヒ 3-0 トッテナム


ファーストレグは0-1でアウェイのライプツィヒが勝ってホームで第2戦。前半10分にライプツィヒのマルセル・ザビッツァー選手のシュートで先制。この得点は大きかったですね!!その後、追加点かとおもわれましたがオフサイドでノーゴール。しかし21分に再びザビッツァー選手のゴールで今度は間違いなく追加点。前半はこれで終了。後半もライプツィヒのペースで進み、42分にとどめの3点目が入って試合終了。

 

パリ・サンジェルマン 2-0 ドルトムント


この試合も無観客試合でした。
ファーストレグはドルトムントが2-1で勝利しています。パリは負けましたが、貴重なアウェイゴールを1つ持って帰ってきました。試合は前半28分、ネイマール選手のゴールでパリが先制。前半アディショナルタイムにはフアン・ベルナト選手のゴールで追加点。ドルトムントは1点取れば延長戦に持ち込めたんですがこの1点が遠かった。

 

リヴァプール 2-3 アトレティコ・マドリード


ファーストレグはアトレティコが1-0で勝利。セカンドレグはアンフィールド。ホームのリヴァプールは積極的に攻めますが、アトレティコのGKオブラク選手の活躍もありなかなか得点までにはいきません。それでも、前半43分にジョルジニオ・ワイナルドゥム選手のゴールで先制して後半へ。後半のリヴァプールクロスバーにあたる惜しいシーン、アトレティコアディショナルタイムフリーキックからネットを揺らしますがオフサイド。得点は奪えず2試合合計1-1となり延長戦に。そして延長前半4分にロベルト・フィルミーノ選手のゴールでリヴァプールが勝ち越し!しかし3分後にミスからアトレティコのマルコス・ジョレンテ選手がシュートを決め、さらに延長前半終了間際に2点目。延長後半アディショナルタイムにはアルバロ・モラタ選手のゴールで勝負あり。

 

この結果、アタランタライプツィヒパリ・サンジェルマンアトレティコ・マドリードのベスト8進出が決定。

 

残り4試合がいつ行われるのか全く分からない状況。

そもそも開催できるのかどうか…。

 

決勝は5月30日にトルコのイスタンブールで行われることになっています。

 

豊国

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世の中にはさらに大きな船がいます。

それが鉱石運搬船

 

鉱石運搬船はその名の通り、鉱石のみを運んでいます。

英語では「ore carrier」。

 

こちらは"K"LINEの鉱石運搬船 豊国 です。

読み方は「TOYOKUNI」。

 

この角度からは分かりませんが、この船300mを余裕に越えています。

 

ケープサイズバルカーはハッチが9つですが、鉱石運搬船は6つが多いような感じですね。

この船もたしか6つだったと思います。

 

そしてケープサイズバルカーと違うところがもう一つ。

すべてのハッチに積むことができるんですね。

 

名古屋で満載は見られませんが、このクラスを近くで見るとほんとデカいです!!

 

こういう巨大な船がグレーの部分まで沈んで航行しているところなんてめっちゃかっこいいんやけどなぁ。

 

IMO:9323572 船籍:日本(神戸)

全長327m、全幅55m、総トン数151,058トン、297,461DWT。

ユニバーサル造船 有明事業所の建造で、2009年竣工です。

 

WAKASHIO

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今日はブログのヘッダーに使っているこの船を。

 

MOLのケープサイズバルカー WAKASHIO です。

 

ケープサイズバルカーはスエズ運河は通れません。

拡張前のパナマ運河も通ることができませんでした。

 

インド洋と大西洋の間は南アフリカ喜望峰(Cape of Good Hope)まわり、太平洋と大西洋の間はホーン岬(Cape Horn)まわりで航行するところからケープサイズと名づけられています。

 

ケープサイズバルカーの主な積み荷は鉄鉱石や石炭。

比重の小さい石炭を積むときはすべての船倉に積みますが、比重の大きい鉄鉱石をすべての船倉に積むと船は沈没してしまいます。

 

そこで”ジャンピングロード”という方法がとられます。

これは、一つ置きの船倉に鉄鉱石を積んで残りの船倉は空という積み方。

 

もう少し分かりやすく説明すると、ほとんどのケープサイズはハッチが9つあるので、例えば1,3,5,7,9には積んで2,4,6,8には積まないというもの。

 

鉄鉱石を積む船倉は決まっているみたいで、その船倉は他の船倉よりも部材が強化されているようです。

 

名古屋港には日本製鉄 名古屋製鉄所があるので、ケープサイズバルカーもたくさん入港します。

 

しかし、水深の関係もあり、満載のケープサイズバルカーは入港しません。

どこかの港で揚げて喫水を上げてから名古屋に入ってきます。

なので、写真のような喫水で入港する船ばかりです。

 

航行中だと積み荷は分かりませんが、着岸している船がハッチを一つ飛ばしで荷役していれば鉄鉱石、そうでなければ石炭ということが分かります。

 

IMO:9337119 船籍:パナマ

全長299.95m、全幅50m、総トン数101,932トン、203,130DWT。

ユニバーサル造船 津事業所の建造で、2007年竣工です。

 

久しぶりの実家

昨日の夜から久しぶりに実家に帰ってきました。

いつも使っているノートPCも持って帰ってきたんですが、船の写真を全て入れてある外付けHDDを忘れるという失態…。

なので今日は私のくだらない話にお付き合いお願いします。

私の実家は岐阜県
いま住んでいる愛知県からは車で2時間くらいかな。

年に数回しか戻ってこないんですが、それでもやっぱり懐かしい景色や久しぶりに通る道を運転するといいものですね!

離れているうちに新しい建物や家が建っていたりするのを見ると「このあたりも変わったなぁ」と思ったりします。

いま住んでいるところはとても気に入っているのでもう離れるつもりはないんですが、それでも自分が育った場所を上回ることはありません。

少し前に会社の先輩からこんなことを言われました。
「俺はここで生まれ育ったからふるさとがない。帰れるところがあるのってうらやましいなぁ」と。

実家の周辺は山や川があり、田んぼや畑がたくさんあるところ。
生活するのに不便ではありませんが、決して街とはいえないところです。

ふるさとに戻ると気分が落ち着く、としか表現できませんが、帰れる場所を大事にしていこうと思っています。

TIAN DU FENG

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今日はハンディマックスよりもさらに大きなばら積み船を。

 

こちらはChina Shipping International Ship Managementのパナマックスバルカー TIAN DU FENG です。

 

パナマックスのばら積み船は全長225m、全幅はだいたい32mくらいの大きさに設計されています。

パナマ運河を通過するのに許可されていたサイズは全長294.1m、全幅32.3mだったので、閘門を通過するときはギリギリでした。

 

このサイズよりも大きい船は通航できないので、パナマックスと呼ばれていました。

 

しかし、これはパナマ運河が拡張される前のこと。

いまは拡張され、全長は366m、全幅は49m、喫水は15.2mまで通航可能となっています。

 

ちなみにこのパナマ運河は1914年に開通。

そして拡張する話は100年近く前の1930年代から出ていたと言われています。

 

このころから将来船は大型化すると予想していたんですね。

その予想は当たって現代の船はどんどん大型化しており、コンテナ船には400mの船まで存在します。

新しいパナマ運河が通過できる366mのコンテナ船は主流になっています。

 

さて、写真の船ですが、パナマックスのばら積み船はハッチが7つ。

このサイズになるとクレーンは備えていません。

 

さらに大きいケープサイズバルカーになるとハッチは9つ。

ハッチの数をかぞえれば違いが分かるので、パナマックスは見分けやすい船です。

 

IMO:9203497 船籍:香港

全長225m、全幅32.29m、総トン数38,767トン、74,201DWT。

大島造船所の建造で、2001年竣工です。

 

ANDES QUEEN

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今日は昨日と同じような船を。

 

NSユナイテッド海運のハンディマックスバルカー ANDES QUEEN です。

 

こちらは何を積んでいるのか分かりませんが満載の姿。

満載の船はかっこいいです!

 

ハンディマックスもハンディサイズと同じく、5つのハッチと4基のクレーンを備えています。

なので、見た目はほとんど同じです。

 

船の長さが10mほどハンディマックスの方が長いですが、海に浮かんでいるとどっちなのかいまだに判断できません!

 

IMO:9667746 船籍:パナマ

全長182.93m、全幅32.26m、総トン数30,221トン、52,256DWT。

新来島どっく 大西工場の建造で、2013年竣工です。