BISHU HIGHWAY
毎日忙しい日が続いていますが、昨日こんなことが。
トヨタは朝から停まっていたんですね。
その影響は少しずつ下に降りていき、私の会社でも情報が入ってきました。
車を造っていないので部品の供給もストップ。
ということで、昨日はいつもより早く帰れることに。
疲れていたのでかなり助かりました!
それでは今日の記事のもくじです。
今日は何の日??
8月30日は「富士山測候所記念日」です!
富士山測候所記念日
1895年8月30日、富士山の山頂に野中測候所が開設されました。
気象学者の野中到氏が私財を投じて開設したそうです。
野中測候所はその後、気象庁の富士山測候所に引き継がれています。
今日はこの船
車つながりで、今日は7月に起きた船の事故を取り上げようと思います。
全部英語なので簡単にまとめますと、川崎汽船が傭船する自動車運搬船「FREMANTLE HIGHWAY」がドイツ・ブレーマーハーフェン港を出港し、シンガポールへ向けて航行中の7月25日夜にオランダ沖で火災が発生しました。
船には3,783台の車が積まれていましたが、BMW、Mini、メルセデス、ロールスロイスが積まれていたそうです。
高級車ばかりですね!
そのうち、498台は電気自動車。
火災の原因は分かっていませんが、電気自動車のバッテリーから発火したとも言われています。
この船には21人のインド人船員さんが乗船していましたが、残念ながら1人の船員さんが亡くなりました。
船は消火作業により鎮火し、沈没することなくオランダの港までえい航されています。
日本で見かける輸入車もこのように船で運ばれてきます。
VOLKSWAGENの日本法人は本社が豊橋市に置いているくらいです。
以前、近くまで行ったことがあるので写真を載せておきます。
さて、火災を起こした「FREMANTLE HIGHWAY」ですが、全長199.97m、全幅32.26mとありました。
私自身、この船は撮影できていませんが、同じ会社で同じサイズの船なら撮っているので紹介します。
こちらはほぼ同じサイズの「BISHU HIGHWAY」。
BBCの記事にある写真と向きは違いますが、近くで見るとこんな感じ。
燃えていなければ綺麗なグレーなんです。
3台の車が船の横に停めてあるので比較することができますね!
船籍が日本なので日の丸もはためいています。
撮影した名古屋港は、上の方で書いた陸揚げする3港すべてを合計してもそれを上回る自動車運搬船が寄港しますが、名古屋は輸出のみ。
新車も中古車も名古屋から世界各地へ運ばれていきます。
Vessel Information
"BISHU HIGHWAY"
IMO:9409340
Flag:Japan(Kobe)
Callsign:7JFK
Loa:199.94m
Beam:32.26m
Gross Tonnage:56,978t
Dead Waight:17,649t
Cargo Capacity:Car x 6,135
Builder:Toyohashi Shipbuilding
Built:2009