セメント船千島丸 - SHIPS OF THE PORT

サッカー・日本代表が6月6日に国立競技場でブラジル代表と対戦することが決まりました！

この時期ヨーロッパではネーションズリーグというのがあり、ワールドカップで戦うドイツやスペインを想定してヨーロッパの強豪国との試合というのはできません。

なので他の地域になるんですが、その中で最強の相手と試合することができるのはほんと楽しみですね！

世界トップクラス相手にどれくらい通用するのかを試せる絶好の機会。

ボロ負けしてもいいので、選手たちにはいい経験をしてほしいですね。

それでは今日の記事のもくじです。

4月28日は「笠戸丸出港の日」です！

ブラジルへの移民を乗せた笠戸丸は、1908年4月28日に神戸港を出港しました。

南米東岸は日本から一番遠いので、船は2か月ほどかけて航海して6月18日にブラジル・サントス港に到着しています。

笠戸丸出港の日ということで、船名に「丸」がつく船を。

ジェネックのセメント船千島丸です。

うしろのコンテナ船もグレーなので見えづらいですが、メインは手前の小さい船。

運航するジェネックは日本郵船の子会社であり、太平洋セメントの関連会社でもあります。

船体に社名が書かれてあるのもそういう意味からです。

セメントはトラックや貨物列車で陸送というイメージですが、日本各地へ海上からも運んでいます。

ところで、日本の船には「○○丸」というのが非常に多いです。

しかし、その理由はいろんな説があってよく分かっていません。

私が知っている中のいくつかを紹介しますと、豊臣秀吉が船を造って、その名前を「日本丸」にしてそれをみんなが真似たとか、船を造ることを教えたのが「白童丸」という神様で、そこから一字もらったとか。

いろいろあるようです。

明治時代には「船の名前にはできるだけ”丸”をつけるように」という法律もあったそうです。

"CHISHIMA MARU"

IMO：9070125

Flag：Japan

Callsign：JG5303

Loa：114.8m

Beam：17.5m

Gross Tonnage：4,911t

Dead Weight：7,482t

Builder：NKK Corporation , Tsurumi Works

Built：1994