卒業式の思い出
寒い冬が過ぎてから一気に春がやってきましたね!
今週は20℃近い日もあるようで、寒いのが苦手な私にとっては嬉しいかぎりです。
それにしても極端ですね。
暖かくてちょうどいい季節は短くなってきているので、4月に入ると「暑い」と感じる日も出てくるのでしょうか…。
それでは今日の記事のもくじです。
今日は何の日??
3月6日は「世界一周記念日」です!
世界一周記念日
1967年3月6日、日本航空が世界一周西回り路線の営業をスタート。
これにちなんで制定されました。
私は船が好きですが、以前はコンテナ船にも世界一周航路というのが存在しました。
豪華客船で世界一周旅行なんてしてみたいですね!
憧れます!
卒業式の思い出
私は、小学校、中学校、高校、大学と4回卒業式を経験してきました。
4回ともそれぞれに思い出があるのですが、今日は小学校の時の思い出を。
もう30年近く前のことになるわけですが、今でもよく覚えています。
私が通っていた小学校は、1、2年が同じクラスで同じ担任の先生、3年生に上がる前にクラス替えがあり、先生も変わって3、4年と同じ仲間と過ごします。
5年生に上がる前にまたクラス替えと先生が変わって卒業までいくという仕組みになっています。
5年生になった時、担任の先生は初めて学校にやってきたK先生。
K先生は女性で、大学卒業して初めての学校だったようです。
2年間みんなと一緒に勉強して遊んで、給食も修学旅行も一緒。
そんなK先生、卒業式の練習なんかをし始めていた6年生の冬ごろに「私、柏原芳恵の『春なのに』がすごく好き!」と言い出しました。
同級生のみんなは「柏原芳恵って誰~?」。
柏原芳恵さんの「春なのに」が発売された時、私たちはまだ1歳ほど。
そりゃ知るわけない。
その後も卒業式の練習は毎日のように続きました。
ある時、クラスの女の子がこう言い出します。
「先生に内緒で『春なのに』覚えて卒業式の時歌わん?」
みんないいね!!ってことになり、休み時間を利用して覚えて練習しました。
当時はスマホからYouTubeで再生ってことはいかなかったので、誰かがテープに入れたものを学校に持ってきてラジカセでこっそり練習したのを覚えています。
そして卒業式本番。
卒業証書授与式が終わり、各クラスに帰って最後のホームルーム。
先生の話が終わったあと、私が代表して「先生に僕たちからプレゼントがあるので受け取ってください」と言ってみんなで机をどかして準備。
頑張って覚えた「春なのに」を歌い始めると先生は大泣き。
当時はまだ純粋な子供心を持っていた私たちも、先生を見て大泣き。
先生は「ありがとう」という言葉しか出ませんでした。
それから30年近くたった何年か前、テレビで「卒業式の定番ソング」みたいな番組がやっていて、そこで「春なのに」を聴きました。
これ久しぶり!!
小学校の時歌ったわ!と思い出すことになります。
そして、柏原芳恵さんがすごく綺麗な方だったということもこの時初めて知ります。
実は小学校の時は曲だけしか知らなかったので、柏原芳恵さんがどんな人なのかを誰も知らなかったのです。
30年近く経ってから知り、当時の思い出もよみがえってくる曲は名曲と言われているようですね。
もう卒業式で歌われることもほとんどないことでしょう。
どんな曲か知らない方もいると思うので載せておきます。