私の激レア体験
今週のお題に「激レア体験」というのがあるので、今日は私のこれまでの人生でいまのところ一番の体験を紹介します。
もちろんこれは本当の出来事です!
高校の修学旅行のこと。
私の通っていた高校は修学旅行が2年生のときにありました。
行き先は沖縄。
飛行機の後ろ半分を学校が占めて、前半分が一般の乗客でした。
離陸し、シートベルトの着用サインが消えてから担任の先生が私の出席番号の前の人の名前を呼びました。
何回も呼ぶんですが、そいつは飛行機が落ちるのがこわいとか言って修学旅行を休んだんですよね。
行く前から学校でそう言っていて、最初は冗談だろうと思っていたけど本当に来なかったのでみんなで大笑いした覚えがあります。
それでそいつがいないので、その次の私が呼ばれました。
先生はなぜか「一番前まで行って!」と言い放ちます。
クラスの他の人も行くのかなぁと思っていろんな人に聞いてみると、どうやら私だけ。
一般乗客の前でなにかやらされるのかな…と思いつつ歩いていくと、他のクラスからも代表で選ばれた(?)人が数人集まっていました。
全員集まるとCAさんがドアを開けて「順番にどうぞ」と。
なんと一人ずつコックピットを見せてもらえたんです!!
私の番がまわってくる間はワクワクしながら待っていましたね。
そしてついに私の番!
思っていた以上に狭くそこら中スイッチだらけのコックピット。
機長さんと副機長さんが座っていて、正面は雲で真っ白。
この日はちょっと天気が悪かったんですよね。
私が見ていたとき、機長さんか副機長さんのどちらかが「ちょっと気流が悪いからもう終わりね!」と。
私の後にも何人か残っていたんですが、この時点で終了。
私の前に見た人と「すごかったなぁ!!」と話しながら席に戻っていきました。
見れなかった人たちは「ちぇっ」って言いたそうな表情。
席に戻ると、クラスの人たちに「どうだった??」と聞かれまくり。
話すと「いいな~」「うらやましい!!」を連発。
ものすごく素晴らしい修学旅行の始まりでした。
いまはハイジャック防止のため飛行中のコックピットを見ることはできないと聞いたことがあるので、貴重な経験をさせてもらいました。